Film note

主にフィルムで撮った写真などなど・・・

南の楽園とはいったい・・・

この3連休+1日、娘の結婚式で沖縄へ行ってきた。

この歳にして初めての沖縄である。羽田に着いたときは半袖じゃ肌寒いくらいだったのに那覇に着いたとたん、照りつける日差しと地面から湧いてくるような湿気で、浮かれ気分もどこへやら。首の辺りにまとわりつくのは汗なのか、湿気なのか(-_-;) 

式が終わってもあまりの不快指数に外出を若干躊躇しそうな気分だったが、折角なのでまずは定番の国際通りへと繰り出した。

今回は長旅ということもあり機材も最小限、小型軽量のPEN-FにCanonのLマウント28mmレンズを装着しスナップ三昧に浸ってみた。

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 撮影はすべてパンフォーカスでノーファインダー。絞りはf11に固定。とにかく撮りまくった。

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 この暑さと湿気じゃぁ、ファインダーなんて覗いてられないよ。カメラが汗だくになっちゃうし、目に汗がはいって沁みるし。

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 ほんと、お仕事お疲れ様です。

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PEN-F   Canon Lens 28mm F3.5(L)

今回の旅でわかったことは、自分はここ沖縄より南へは行けない、というか行きたくないと本気で感じたこと、である・・・(-_-;)

 

北海道へ行きたい!!

 

 

 

不器用者の性

頂き物のNikon FフォトミックT

ボディは絶好調 でもレンズはピントリングの固着でどうにもならない。また修理にださないといけないなぁ・・・

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 PEN-F Canon 50mm F1.8 Lマウント

でもAi nikkorがあるからまだいいやと先延ばし。しかもあまり出番はないんだけど、CONTAX STも不調の兆しがみえている。修理が重なり出費がかさんでいる今日この頃なのである・・・

PEN-FにCanon Lマウントレンズ。このCanonレンズ50mmF1.8(L)はPEN-Fには重く、バランスは最悪、逆光にも弱いんだけど写りは大変気に入っている。

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PEN-Fのモノクロプロファイルもおもしろいんだけど、通常のモノクロモードの方が自然でなめらかな描写がACROS100に近い感じでこのレンズに合ってるように思う。まぁ個人の感じ方なのでそれぞれではあるけどね。もっと高コントラストで粒状感あるプロファイルの設定をうまく使いこなしていないということもあるかな(-_-;)

デジタルカメラなのにフィルム調の描写を追いかけ、求めて撮っているなんて、わざわざ遠回りしているようでおかしいね。

 

 

あてもなく街をぶらつく中高年

長野市善光寺

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古い作りの建物と現代のビルが共存する一角のこの界隈はのんびりと歩いていてもそれなりに楽しめる街だ。

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 Nikon FM3A   Ai nikkor50mm F1.4     PREMIUM400   GTX830

 

観光客のほとんどがスマホで撮ってるなか、カメラを首からぶら下げているのはご高齢の紳士、いわゆるおじいちゃんと自分だけ・・・もはや自分も傍から見れば大差ないんだろうな、なんて おじいちゃんには失礼かもしれないがそんなふうに思ってみた・・・

確かにただ記録で撮るだけならスマホで十分、というか今のスマホはただ撮るだけの性能じゃないからね。でも敢えて何十年も前に作られたカメラで撮るという究極の自己満足感からは足を洗えないのが現実なんだよね。

 

 

 



 

写真好きなのかカメラ好きなのかと聞かれれば、両方ですと答えるに決まってる

最近はNikon F3ばかりを持ちだす。なんだかんだ言ってやっぱりいいカメラなんだよね、F3ってカメラは。いつもフィルムが入っているカメラはPENTAX LXとこのF3、そしてFM3A

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 nikkor35mmF2との組み合わせが扱いやすいから、いつも付けっぱなし。だから同じような写真ばかりになってしまうんだなぁ・・・

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 前にも書いたけど、PENTAX LXとNikon F3、どちらも好きでこよなく愛するカメラで、それぞれ違った良さがある。PENTAX LXは握った瞬間にピタッと手にハマる感じが最高。サイズも重さもちょうどよくファインダーも素晴らしい逸品だと思う。しいていえばシャッター音はもう少し何とかならんかったのかなぁ・・・と残念。まあ そこらへんはあくまで個人差があるところなので(;^ω^)

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Nikon F3   Ai nikkor35mm F2S   ACROS100

 Nikon F3はそれとは真逆なところが良かったりしてね。重いしサイズもデカい。ただシャッター音とその挙動、巻き上げフィールはやっぱり良い。シャッターダイヤルがデカいところは個人的には高得点をあげたいところ。巷で言われる露出ダイヤルやISO設定の使いにくさは頻度からいっても我慢できる範囲だしね。

 

このNikon FフォトミックTは貰いもので、知り合いのおじいちゃんから頂いたモノ。

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80歳を過ぎるおじいちゃんだけど、しっかり整備されていてすこぶる快調。つい最近まで使っていたそうだが、これでももう重くて持ちだせないのでもらってくれって。そ

りゃもうありがたく使わせていただきますってことで(^.^)/

お金は集まってこないけどカメラは何故だか集まってくるんだよね。いろんな縁があってニコンのフィルム機だけでもこのF、F2が3台、F3が2台とFM3A、F801S、EM、そしてNikon S2となる。それ以外のメーカーやレンズもいれたら・・・近所で有名な〇〇屋敷なんて言われないように気を付けないとね・・・

 





 

時を経てもなお

最近メンテナンスから戻ってきたレオタックスDⅳとLマウントレンズたち。

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PEN-F Voigtlander SUPER WIDE HELIAR15mm F4.5

小さいながらも手に取ったときの重量感と銅鏡の輝き、そして昭和的な描写?にデジタルなレンズにはない魅力を感じて地味にコツコツと集めてきた。40~50、60年の時を経ても輝き続けるこのレンズたちは、ライカなどの舶来モノではなくてずべて国産メーカー。レンズ構成など舶来メーカーのコピーではあってもそこは日本人が作ったモノだから、当時のレンズ作りの熱い想いを感じながら使えることが何よりうれしいよね。

 

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当たり前だけど、写真は思い出になる

前回は久しぶりのPEN-Fで撮ってきて、便利だけど何か物足りなさを感じるのがデジタルなんだなぁとか思ってみたりした。

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Nikon F3   AI nikkor105mm F2.5S    ACROS100 GTX830

 

PEN-FのEVFで仕上がり具合を見ながらの撮影は便利ではあるが、TTLで見る外の景色に焼き付けたあと、どんな写真になるのかを想像しながら撮っているのとでは、撮影時のイマジネーションや脳裏に残る風景の量と質、そして撮れた写真への思い入れが違ってくるんだよね。だからフィルム写真は必ずプリントするし、失敗したコマがあってもなかなか捨てれずに溜まってしまうんだろうな。

今の時代でも、データの画像としてではなくてプリントしてはじめて1枚の「写真」としての価値が生まれるんじゃないのかな。よぼよぼになるであろう老後はパソコンなんか使えないだろうから、撮り貯めた写真を収めたアルバムをめくっては昔を懐かしむ毎日だろうね。

 

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Lマウントニッコールはよいレンズだ

前回もう一か所立ち寄った大泉寺という古刹。

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Voigtlander SUPER WIDE HELIAR15mm F4.5

前の記事でニッコールレンズ3本持って、と書いたけれど1本はフォクトレンダーだった。てっきりニッコール35mmを持っていったと思っていたのにバッグを開けたらフォクトレンダーだったのがラッキーだった。このお堂には、戸を開けてご参拝ください、中に入ると照明のひもがあるので軽く引っ張ってください、と書いてあったので中に入らせていただいた。こういうシチュエーションはやっぱり広角じゃないと(でも換算30mmだけど)無理だしね。

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不謹慎かともおもったけどちゃんと手を合わせたし・・・撮らせてくださいってお参りしたし・・・

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なにか色んな説明書きがあったが、ぼんくらな自分には何の仏様だかよくわからなかった。

参道にきれいな楓?があったのでカラーで。

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Nikkor PC85mm F2

マイクロフォーサーズでは170mmの望遠域となるが、程よい距離感覚で使える(と思うのは自分だけかもしれないが)ところが気に入っている。

ここにも石仏がたくさんある。本堂に安置されている仏像とまた違って外にある石仏、石像はより民衆の心や願いが込められているような感じを受けるんだよなぁ。

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Nikkor-HC5cm F2

仁王門にはこれまた古そうな仁王様が見下ろしております。
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その足元には草鞋。

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 古いニッコールレンズの描写にうっとりしながら久しぶりのPEN-Fもやっぱりよいなぁと思った次第で。フィルムだとその場で確認ができないのでシャッターをきるのが潔くなるけど、デジタルはその場で何度も撮っては確認を繰り返してしまうので、結構な時間をかけていることに気づく。フィルムはスローな時間を・・・なんて言ってみたりするが、案外デジタルの方が撮影のテンポ自体はスローなのかもしれない。フィルムのスローな感じというのとは違う次元なんだと。フィルムは気持ちに余裕がもてる感じで、帰宅した後も撮ってるときの状況や光景をよく覚えているしね。デジタルはカメラのモニターばっかり見ていて風景のことはあんまり覚えてない印象とでもいうか。自分はやっぱりフィルムのスロー感の方が好きかな。

 

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