カメラを持つと普通じゃないことが普通に思えてしまう怖さ
木造3階の家屋が狭い路地を挟んで犇めくように立ち並ぶ街の風景。
ここは普通の住宅地。ただすぐ背後が山ですぐ目の前が海、というごく狭い限られた平地にある街なので密度は高く、住むスペースを確保するには上へ上へといくしかない。
いろんなところでカメラマンのマナーの悪さが取り沙汰されているからね。
Nikon F3 Ai nikkor35mm F2S
ACROS100 GTX830
珍しい風景だからと、部外者がズカズカと入りこんで無神経にシャッターを切るのはやはり気が引ける。本来なら他人様の家を撮るなんて普通なことじゃないんだよね。
すれ違うおばちゃんに「こんにちは」と一声かけて数枚撮らせていただいて、静かに立ち去った。