Lマウントニッコールはよいレンズだ
前回もう一か所立ち寄った大泉寺という古刹。
Voigtlander SUPER WIDE HELIAR15mm F4.5
前の記事でニッコールレンズ3本持って、と書いたけれど1本はフォクトレンダーだった。てっきりニッコール35mmを持っていったと思っていたのにバッグを開けたらフォクトレンダーだったのがラッキーだった。このお堂には、戸を開けてご参拝ください、中に入ると照明のひもがあるので軽く引っ張ってください、と書いてあったので中に入らせていただいた。こういうシチュエーションはやっぱり広角じゃないと(でも換算30mmだけど)無理だしね。
不謹慎かともおもったけどちゃんと手を合わせたし・・・撮らせてくださいってお参りしたし・・・
なにか色んな説明書きがあったが、ぼんくらな自分には何の仏様だかよくわからなかった。
参道にきれいな楓?があったのでカラーで。
Nikkor PC85mm F2
マイクロフォーサーズでは170mmの望遠域となるが、程よい距離感覚で使える(と思うのは自分だけかもしれないが)ところが気に入っている。
ここにも石仏がたくさんある。本堂に安置されている仏像とまた違って外にある石仏、石像はより民衆の心や願いが込められているような感じを受けるんだよなぁ。
Nikkor-HC5cm F2
仁王門にはこれまた古そうな仁王様が見下ろしております。
その足元には草鞋。
古いニッコールレンズの描写にうっとりしながら久しぶりのPEN-Fもやっぱりよいなぁと思った次第で。フィルムだとその場で確認ができないのでシャッターをきるのが潔くなるけど、デジタルはその場で何度も撮っては確認を繰り返してしまうので、結構な時間をかけていることに気づく。フィルムはスローな時間を・・・なんて言ってみたりするが、案外デジタルの方が撮影のテンポ自体はスローなのかもしれない。フィルムのスローな感じというのとは違う次元なんだと。フィルムは気持ちに余裕がもてる感じで、帰宅した後も撮ってるときの状況や光景をよく覚えているしね。デジタルはカメラのモニターばっかり見ていて風景のことはあんまり覚えてない印象とでもいうか。自分はやっぱりフィルムのスロー感の方が好きかな。