フィルムカメラが幸せな時間をくれた
先日入手した富士フィルムX100Fはなかなか良い。というかいつも持ち歩くには最高のカメラだ。穏やかな晴天の海ってやつは、のんびり撮るにはもってこいのロケーションである。
画像処理でちょっとカラーネガ風にしてみた。でもそんなことやっていてふと思う・・
フィルムカメラがあるんだからデジタル画像をフィルム風にする必要あるのか??ってね(-_-;)
これなんかきれいすぎて何だかつまらない。
そんでもって次の休みにPENTAX LXにモノクロネガ詰めて撮りに行ってきた。
場所はいつもとはちょっと違うけど、やっぱり漁港。
PENTAX LX smc PENTAX M50mmF1.4 ILFORD XP2 400
いつもと変わり映えしない写真だし画質も今回は特にイマイチ、埃も写ってるけど撮っていて楽しいのはやっぱりフィルムカメラだね。
近くで朝市をやってた。人もまばらだね。自分が子どもの頃はバスに乗って野菜や花や、いろんなものを背負ってきて市を開くお婆さんをたくさん見かけたもんだ。ドジョウとかも売ってたっけな。近所の社交場でもあったんだよね。母に手を引かれてよく買い物に行ったっけ。
こんな風な懐かしい思い出がよみがえるシーンにはフィルム写真が最高だとあらためて感じてみたり、昔の頃を思い出させてくれたりと、ちょっとだけ幸せな休日であった。
アレを手放してコレにした話
このところ写真なんてまったく撮ってない、というか行けない日々が続いている。
でもってカメラを磨いたりいじくったりしていると、ずっと我慢していた欲望がふつふつと湧いてくる・・・
てなわけでOLYMPUS PEN-Fを売りに出して今更ながらではあるが、富士フィルムのX100Fに切り替えた。
X100Fが発売した当初もかなり買おうか悩んだ末、レンズ選択可能のアドバンテージからX-Pro1の中古を選んだ経緯があったが、X-Pro1のチープな(個人的にね)作りに早々に手放してしまった。それ以来使用頻度が少ないデジタルカメラはPEN-Fだけとなっていた。
PEN-Fもいいカメラであったがマイクロフォーサーズであるが故、レンズの選択でいつも悩んでいたので、この際レンズ一体式のX100Fにしちゃえばいいじゃん!換算35mmは一番多用する画角だけど、望遠側は・・・?まぁ スナップ撮影が主体だし何とかなるさ・・・と腹を決めてのお迎えと相成った次第。
手にした質感も操作系も正直PEN-Fより自分好みでバランスが絶妙なカメラである。なんでもっと早く手にしなかったのかと思ったりしたが、そろそろ後継機種が出るかもしれないし、そしたらきっとまた悩むんだろうな。でも今度は手放さず追加の方向で行くかもしれない。ということで、最近のデジタル技術の凄さに完全にノックアウトされてる自分がいるが、あくまでこれはデジカメであるし、フィルムシュミレーションが素晴らしいとは言ってもあくまでシュミレーションであり本物のフィルムではないわけだ(頑固だねぇ・・)。てなわけで銀塩のフィルム写真とはまた違った世界感があると自分は思っているので、これからもフィルムとデジタルそれぞれバランスよく使っていこうと思う。
Olympus Six
またまた古いカメラがやってきた。
Olympus Six 1950年頃の中判フィルムカメラ。危うくゴミ箱行のところを救出して磨いたらなんとも昭和レトロな空気が漂って、イイじゃないか(^.^)/
ボタンを押してパカッと開いてレンズを引き出す所作がじれったくて好きだ。若干のカビ臭さのような匂いも初めだけで、もう大丈夫。蛇腹も切れてないしレンズにカビもない。ファインダーの二重像もそれなりに。
PEN-F Nikkor HC5cm 1:2
レンズシャッターも、チッっと鳴って全速変化しているので、細かいことは気にしない自分にはもったいない・・・
暇になったら(-_-;)試し撮りしてみよか。モデルさんはうちのネコ姉妹に頼んでみよう。
またひとつ、またひとつと・・・
久々の更新・・・実際ほとんど撮りに行けてない、貧乏暇なし状態。
でもおニューレンズはしっかりと入手。相も変わらず国産Lマウントレンズに取りつかれた亡者のように、日々情報を取りまくりパソコンにしがみつく日々を過ごすしかない田舎者である。都会が羨ましい・・・
とにかく今回入手したのはNikkor SC5cm 1:1.4である。もう持ってるじゃん、しかもSマウントも、Lマウントもという心の諌めの声が聞こえていたんだけど、今回のはLマウントのF1.4モデルである。
奥がF2、手前がF1.4モデル。もちろん試写はまだである・・・
艶めかしい真鍮の輝きとひんやりとした冷たさに心奪われっぱなしである。いったい幾人の手に渡り使用され愛され、または失望されてきたかはその個人の感じ方それぞれであるが、こうやって縁あって我が懐に収まってくれたことに感動する今日この頃であったりする。
ACROSとの相性も自身では気にいっているので今後が楽しみである。
PEN-F MD MACRO ROKKOR 100mm 1:3.5
LEICA M3に装着。そこそこ似合って画になるようだ。
サッと持ちだしサッと撮る風景
フィルムとレンズのチョイスを楽しむ
飛騨高山へ行ってきた。
10数年ぶり?いやいやもっと前かな?何十年まではいかなくても、以前訪れたのはそうとう前だったなぁ。当時の記憶は割と通りに人は少なくて、ゆっくり観光できたような記憶だったはずが、今はどうしちゃったのかと思うくらい海外の観光客の多いこと・・・今更ではあるがびっくりだ(-_-;)
今回はLEICA M3にキャノン(セレナー50mmF1.8)で撮ってみたが、コントラスト強めだね。ACROS100にはNikkor H-C5cmF2の方が合うみたい。イルフォードで撮ったときはキャノンのほうが好みだったけど、使うフィルムによって写りが変わるから、いろいろ試すのも面白いかもね。
でも露出は結構アバウトに決めているので場面場面で描写も変わっちゃうからどのレンズでどのフィルムが相性いいかなんて決められないじゃんね、って。
いやはやすごい異国感だこと・・・人気なんだね
まぁ そういう曖昧さを残した方がフィルム写真は楽しいのかも。なんかアナログ的な曖昧さみたいな感じ。
Leica M3 CANON 50mmF1.8L ACROS100 GTX830