Film note

主にフィルムで撮った写真などなど・・・

理屈じゃないものを感じながら

今日はある方のブログをみて、久しぶりにデジタルに没頭した最近の事などをと・・・

その方のブログではデジタルとフィルムと、とてもよいバランスで楽しまれているのがよく伝わる記事で、なんか自分は忘れているな・・・と思わせてくれたところも気づかされたりと、最近は楽しみに読んでたりしている。

そいうえば(というか、使えよってこと)自分もPEN Fあるんだよなぁ・・・でも最近はご無沙汰してるし、いっちょうキバッてみるかとフリマサイトで見つけて迷わず購入したレンズ、Nippon Kogaku W-Nikkor-C 1:3.5 f=3.5cm を付けて近所で試し撮りをしてみた。 

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PEN F  W-Nikkor-C 1:3.5 f=3.5cm

このレンズ、思った通り、期待通りの描写にしばらくハマりそうだ。

イカのズマロンは高くて買えないし、やりきれんなぁ・・・なんて惨めな気分は吹っ飛んだ。さすがNippon kogaku。

 

Lマウント好きの自分としてはコピーライカの国産モデル、レオタックスに合うレンズを楽しんでいるが(安いしね)、35mmという画角のレンズはもっていなかった。

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 これで15mm、35mm、50mmと一応それなりの選択肢を得ることが出来たけれど、マイクロフォーサーズを基準に画角を選んでいるわけではないので、いざPEN Fに付けても、フィルム機と大きく違う画角に少々戸惑ってしまうのは、やはり古い人間ということか・・

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でもでも あらためて、PEN Fのモノクロはいいなと思った。

もちろん現代のM.ZUKOレンズは素晴らしいのだろうけれど(自分は持ってないけれど・・・)古いレンズでのモノクロは、自分のフィーリングと合うようだ。何が具体的に合うのかと聞かれても即答はできないかもしれない。カメラもレンズも道具であるのだから、使っていて気分がいいフィーリングが大切なんだと。うまい言葉では表現できないけれど、今更ながら感じる。PENTAX LX、MX、Minolta SRT101も、Nikon F2もそうだし、レンズもそうだ。それぞれがもつ個性と存在感、そしてそれらを世に送り出してきてくれた先人たちへの敬意の念が、いまそれらを使う自分へ最高のフィーリングを与えてくれているんじゃないだろうか。

 

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