カメラは使ってナンボ
今日はこれまた古フルカメラをいただいたお話。
YASHICA LYNX-1000。
仕事柄、こういう古いカメラはよく手元にやってくる。もう使わないから、デジタルに買い替えるから・・・そして気づいたら自分の身の回りは古フルカメラに囲まれてしまっている。
一応ザックリと動作のチェックをして、レンズを覗いてみてこれなら大丈夫だろうという個体は別の世界へ旅立たせるし、別の世界にも行けそうにないモノ達は自分が引取ってみる。持ち帰った個体はふきふきガチャガチャしながら、使える(自分が)状態にして再びカメラに命を吹き込む。
こいつはまだまだ元気にシャッターを切ってくれるしファインダーの二重像もすこぶるきれいだ。シャッター巻き上げも実にスムース。でもSSの精度なんて合っているはずがないのが前提なんだけれど、しばらく使っていくと、その個体ごとに 露出やSSのツボが見えてくるので、自分で使う分には十分なのだ。
まだまだ俺はイケるぜ!!って言わんばかりの輝きを放ってるよ。
他にも出番待ちのカメラが控えている。もう自分は使われなくなると知ったカメラ達はどんな気持ちでいるんだろう・・・
それとも、もういい加減引退させてくれよって言ってるんだろうか・・・
自分には、俺たちはまだまだイケるぜ、はよ使ってくれよ!!って言ってるような気がしてる。