寒さには勝てないでしょ・・・
明けましておめでとうございます。
昨年末から仕事が忙しく、貧乏暇なしをひた走り続けてはや4日。こうやってまた1年、また1年と過ぎていくんだなぁ・・・などと悲観的になりそうな心をいつも励ましてくれるのが趣味であり仕事でもある写真だ。そもそもこの仕事をしているから貧乏暇なしなのだが、好きなんだから仕方がないということか。
Leotax Special D Ⅳと
Nippon Kogaku W-Nikkor.C1:3.5 f=3.5cm
ボディもレンズも外付けファインダーも国産なのにレンズフードはLeitzと、気分だけでも気取ってみる。ボディもレンズもしっかりと整備してあるのであとは撮影の腕だけなのだが、それが一番の難関かもしれないな・・・でも撮影そのものを楽しむにはマミヤの中判と並んで所有カメラの中でもダントツだ。電気を必要としない機械だけのカメラ。ギヤとバネが精巧に動いて1枚の写真を撮らせてくれる感覚は、まるで生き物を飼いならす(というと少し乱暴だけれど)ような、カメラの息を感じながら一緒に撮っている感というか、つまりは道具ではあれど、手の中の相棒みたいな・・・なんだかよくわからなくなってきたけれどそういうことなんだ。
今年の冬は暖冬で雪が少ないから、少し太陽が顔を見せれば散歩や撮りに出掛けられる日も無くはないが、1歩外に出るとやっぱり寒いので、ついつい休日も引きこもってしまう。まずはそのヘタレな精神から鍛えないといけないと正月早々に感じた。
いやはや今年は精神鍛錬の年になりそうだ。