平常運転に戻る
引っ越しとネット環境不具合やらで2ヶ月もスマホだけの生活を送ってきた次第・・・
写真を撮りに行くような気候でもないし、地味に撮りためてたネガのスキャンなどを繰り返す単純作業にも飽きてきたよ・・・
ということで昨年の夏にマミヤ中判67で撮った写真をのせてみた。
Mamiya RB67 SECOR C MACRO140mm F4.5 120ACROS100
スキャンも繰り返していくとゴミとか埃とかを消し込むのも面倒になってきて、後半は
そういうのは見ないこと、気づかなかったということに。
やっぱり中判フィルムはいいなぁと。暖かくなれば重い機材を担いで出掛ける勇気も湧いてくるかもしれない。
こんなあわただしい日々の中でもこんなカメラを入手しちゃってたり・・・
Nikon S2
レンズだけは持っていたがボディは持っていなかった。PEN-Fで100mmのレンズとして小さく重宝していたんだけれど、やっぱりボディが欲しくなってスマホで検索してみたら、割と安価で状態も良い個体に出会えたタイミングで気づいたときにはポチっていた。恐るべし物欲・・・
S2をぶら下げて街を徘徊する姿を夜な夜な想像してニヤつく毎日でなのである。
自由に楽しむカメラ
Nikon FM3Aは良いカメラだ。
Nikon FM3A Ai nikkor50mm F1.4 SUPERIA PUREMIUM400
フィルムカメラってフィルムの違いやレンズの描写の違いなんかも楽しんでいるけれど、それ以上にボディそのものを変えて、その音色や感覚、感触の違いからくる、撮っている時の気分の違いなんかを楽しむことの方が多いかな。そうなると必然的にレンズの種類より、いろんなメーカーのボディが増えていくんだよね。
そこらへんの、どこにでもある普通の風景を撮るだけなのに、撮るカメラが違うだけで写りとプラスα以上の楽しみを同時に味わえる、そんなとっておきの贅沢な時間に感謝。
これからはスパルタでいこう
天気もめずらしく良かったので、いつものコンビニの買い物ついでに近所を散歩してみた水曜日。
今回のお供はNikon FM3A。レンズは定番のAi nikkor50mm f1.4。
飲み屋さんが立ち並ぶ裏通り。生活の匂いがプンプンするのも表とのギャップがあっておもしろい。
にゃんこも久しぶりの好天にご満悦。
Nikon FM3A Ai nikkor50mm f1.4 SUPERIA PREMIUM400
ファインダーも見やすいし、露出計も追針式のアナログ感も使いやすい。ほぼ新品同様な状態の個体で入手できたんだけれど、そのためか他の手持ちのカメラたちと比べると各動作が固い、というかギヤやダイヤル、その他諸々の動きが馴染んでない感がしていささかぎこちない。でもこれからどんどん持ちして使っていくうちに、しだいに手に馴染んでいくことだろうし、そんな過程を味わえるのはとても心地よいものだ。機械と人間が時間をかけてひとつになる感覚とでもいうのかなぁ。久しぶりに心がワクワクするカメラと出会えた幸運に感謝、感謝。
会話しながら撮ってるみたいだ
Minoruta SRT101
大好きな機械式カメラ。少し大柄なボディにブラックペイント。ファインダーはお世辞にも明るく見やすいとは言えないけれど、f1.4のレンズなら日中の屋外でなんら問題ない。世の中ではあまり良い評判は聞かないシャッター音だけれど、PENTAX LXのそれに比べたらやわらかくてシルキーな印象を受ける。あくまで個人的感想だけどね。
PENTAX LX SMC M50mm f1.4 NEOPAN ACROS100
これを撮っているのはPENTAX LX。
少し暗い室内で目いっぱい露出を上げて少し古写真風に、ネガの埃もそのまま残して仕上げてみた。やっぱりモノクロフィルムはいいなぁとつくづく思う。
撮ってるときって頭の中のイメージをフィルムとレンズ、そしてカメラの各操作で光と被写体とを見極めてイメージに近づけるようにしてるけれど、それって会話だよなぁとか思ってみたりする。機会であるカメラはもちろんそうだけど、フィルムも人間臭い感じがして好きだなぁ~。
お気に入りのレンズ
今週も暴風吹き荒れる越後の片田舎の唯一の歓楽街(と言えるかどうか・・)
コンビニ買い物ついでにPEN-Fにお気に入りのW-Nikkor.C1:3.5 f3.5cmを付けて撮ってみた。感度は1600固定、絞りはシャッター稼ぎたかったので開放3.5。もう少し絞りたかったけれど厳しかったなぁ。
雨も降っていたので数枚撮って帰ったが、とにかく平日は人が歩いていない。飲み屋が数件軒を連ねる一角も、ネオンが光っているお店は半分以下。寂しい限りだ。
小さな街だけれど、週末ともなれば車道に面したこジャレたお店は若者たちで一杯になるし、昔ながらのスナックはネクタイ締めたオジサンたちの楽園なんだろうな、お店のお姉さま方に介抱されながら、ご機嫌で階段を降りてタクシーに乗せられている風景をよく見かけるなあ。
ネオン街もそこそこに帰りすがら雁木で数枚。地元じゃそこそこ名のある翁飴。舐めたことないけれど・・・
PEN-F W-NIKKOR.C1:3.5 f3.5cm
タクシーの出入りもなく暇そうだ。
マイクロフォーサーズでの70mm画角ってイイと思う。フォルム機で50mmだとちょっと足りない、けれど85mmだと大きすぎる、ってときはこの70mmというなんていか半端な画角がちょうど良い感じがするんだよね。いわゆる標準って呼ばれている、フィルム機でいうところの50mmとなんら変わらず使えるいいレンズだ。開放値は3.5と普通だけれど日中スナップは絞って撮るし、パンフォーカスでテンポよく撮れる。小さいし軽くてよく写る、ほんといいレンズ。ただ今日みたいな夜撮影には、開放値がもう少し明るければなんて思うけれど、完璧でないところが逆に使う手の意欲を掻き立てるんだろな。
戻ったらいつものようにクロスで磨いてその輝く銅鏡にニンマリするんだよね(変なオジサンではないです)
早く帰って晩飯にしよう。